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小泉重田小児科予防接種予防接種について接種予定(スケジュール)を立てましょう(令和2年1月更新)

 
2-2

赤ちゃんの予防接種予定(スケジュール)を立てましょう

令和2年1月更新

 


予防接種には多くの種類があるので、「どれからはじめるのかな?」と悩んでしまう方もいらっしゃると思います。

基本方針は、生後2ヶ月から、ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン・B型肝炎ワクチン・ロタワクチンの同時接種をお勧めしています。



3ヶ月に達した方には、ご来院時に個別に予防接種の予定をご相談いたします。
通常は、ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン・B型肝炎ワクチン・四種混合ワクチンの同時接種をお勧めしています。

 平成20年頃は、現在のように、ヒブワクチンや肺炎球菌ワクチンは定期接種化されておらず自費で接種するワクチンでした。また、同時接種も平成20年頃までは一般的ではありませんでした。
 そこで、効率よく、また、安心してワクチンを接種していただけるように、小泉重田小児科では「スケジュールを立てるときの原則@〜C」を考慮して、予防接種スケジュールの計画立案をアドバイスしておりました。
  高崎市では全てのワクチンが個別接種変わっていたため「原則B集団接種を個別接種をより優先する」と削除しました。   
 平成30年になると、来院する患者さんの考え方も様変わりし、同時接種が不安な方は以前よりもかなり減った印象です。また、多くのワクチンが定期接種化され、一部は補助金制度が追加されたりしており、平成20年頃から比べるとかなりワクチンを接種しやすい環境になってきました。
 また、令和2年10月1日からは、ロタワクチンが定期接種化され、ワクチン接種間隔の規則が改正(改善)されます。

 そこで、このページの説明内容を変更して「スケジュールを立てるときの原則@〜B」へと、更に簡略化しました。
いずれは「B同時接種」の項目は不要になるのでしょう。

■スケジュールを立てるときの原則 @
うつる可能性の高い病気の予防接種から始めましょう。


結核・百日咳・麻疹(はしか)・細菌性髄膜炎などの病気は、いつでもかかる可能性があります。
実際に平成30年には沖縄県でたった一人の外国人観光客から、日本全国で100人近くの方に麻疹が感染しました。

平成25年4月、ヒブワクチン、小児用7価肺炎球菌ワクチンが定期接種化されました。
細菌性髄膜炎は、もし罹ったら大変な病気です。当院でもヒブ髄膜炎に罹ってしまった二人のお子さんを大きな病院へご紹介したことがあります。幸いお二人とも後遺症もなく退院後も元気に来院されていますが、現在も大きな病院で後遺症が出ていないかどうか定期的に検査を行っているそうです。
平成27年4月、ロタウイルスワクチンの一部公費補助が高崎市されました。 平成28年10月、B型肝炎ワクチンが定期接種化されました。
令和2年10月1日から、ロタウイルスワクチンが定期接種化されることが決まりました。


■スケジュールを立てるときの原則 A
年齢制限と決められた接種間隔があります。


初回ワクチンは生後2ヶ月から開始
ロタウイルスワクチンは生後6週から接種できることになっていますが、生後6週で接種すると、ワクチンの接種間隔を開けるために、本来なら生後2ヶ月から始めるはずのヒブワクチンや肺炎球菌ワクチンが遅くなってしまいます。
それを避けるために、ロタワクチンはヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンの1回目を接種する生後2か月から接種することをお勧めしています。

令和2年10月1日から、ワクチン同士の接種間隔規定が大きく改正(改善)されます。
それに伴い、ロタワクチンの初回接種は「生後2ヶ月(生後8週間目)から」と明記されます。


■スケジュールを立てるときの原則 B
同時接種は世界の標準

ワクチンの同時接種は、日本では今までなじみが薄い接種方法でした。海外では一般的な方法で、多くのメリットがあります。またWHOもワクチンの同時接種を推奨しています。
当院ではヒブワクチンの発売を機に、ワクチンの同時接種を導入しました。
 日本では、日本小児科学会から平成23年1月19日付で同時接種に関対する考え方が示され「必要な医療行為」と位置づけられました。
詳しくは「予防接種を同時接種するメリット」をご参照下さい。

※同時接種がご心配な場合は、それぞれ単独ワクチンの接種も可能です。どのワクチンから接種するのかも含めてご相談いたします。

※日本小児科学会が推奨するワクチンスケジュール(PDF)
https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/vaccine_schedule.pdf


※「VPDを知って子どもを守ろう」が推奨するワクチンスケジュール(PDF)
https://www.know-vpd.jp/dl/schedule_age7.pdf
KNOW-VPD!VPDを知って、子どもを守ろう

   
2ヶ月から始める
赤ちゃんのワクチンスケジュール


世界標準の接種方法に近い方法です

令和2年1月更新


 生後2ヶ月から始める、世界的に標準なワクチンスケジュール
(R2.1更新)

1. 2ヶ月0日目(2ヶ月1週目)
  ヒブワクチン1回目
  肺炎球菌ワクチン1回目
  B型肝炎ワチクン1回目
  ロタウイルスワクチン内服1回目

2. 3ヶ月0日目(3ヶ月1週目)
  ヒブワクチン2回目
  肺炎球菌ワクチン2回
  B型肝炎ワクチン2回目
  ロタウイルスワクチン内服2回目
  四種混合ワクチン(DTP+sIPV)1回目

  そろそろ同時に3ヶ月健診(公費)も受けられます

3. 4ヶ月0日目(4ヶ月1週目)
  ヒブワクチン3回目
  肺炎球菌ワクチン3回目
  四種混合ワクチン(DTP+sIPV)2回目
  (ロタワクチン内服3回目・3回接種ワクチンの場合)

  そろそろ同時に3ヶ月健診(公費)も受けられます
  (ちょうど首が座る時期です)

4. 5ヶ月0日目(5ヶ月1週目)
  四種混合ワクチン(DTP+sIPV)3回目
  BCG接種

5. 9ヶ月頃
  B型肝炎ワクチン3回目(1回目から20週間以上の間隔をおく)
  9ヶ月健診(公費・無料)も同時に行えます
  スポット・ビジョン・スクーリーナーによる目の発達検査を行っています

7-A. 1歳誕生日 3本接種の場合
  麻しん風しん混合ワクチン(1期MRワクチン)
  ヒブワクチン4回目(3回目から7ヶ月以上の間隔をおく)
  肺炎球菌ワクチン4回目(3回目から60日間以上の間隔をおく)
  *ヒブと肺炎球菌ワクチンは、3回目の接種状況により、1歳誕生日に接種できないことがあります。

7-B. 1歳誕生日 5本接種の場合
  麻しん風しん混合ワクチン(1期MRワクチン)
  ヒブワクチン4回目(3回目から7ヶ月以上の間隔をおく)
  肺炎球菌ワクチン4回目(3回目から60日間以上の間隔をおく)
  水ぼうそうワクチン
  おたふくかぜワクチン(任意接種:補助金について)
  *ヒブと肺炎球菌ワクチンは、3回目の接種状況により、1歳誕生日に接種できないことがあります。

8. 1歳1ヶ月 1歳誕生日に3本接種した場合
  水ぼうそうワクチン
  おたふくかぜワクチン(有料。補助金についてはこちら)
 
9. 1歳5ヶ月頃
  四種混合ワクチン(DTP+sIPV)4回目(3回目から1年後程度)
  水ぼうそうワクチン2回目(1回目から6ヶ月後程度)

<解説>
(1)生後2ヶ月になったら細菌性髄膜炎、B型肝炎、ロタウイルスの予防を始めましょう。

まず、ヒブワクチン1回目、小児用肺炎球菌ワクチン1回目、B型肝炎ワクチン1回目を同時接種します。当院では左腕に1本、右腕に2本、合計3回注射を行います。
その後すぐにロタウイルスワクチンを内服します。

(2)4週間後、生後3ヶ月に達していれば4種混合ワクチンを接種できます。
2回目の接種は、四種混合ワクチン(DPT+sIPV)1回目+ヒブワクチン2回目+肺炎球菌ワクチン2回目、B型肝炎ワクチン2回目、合計4本のワクチンを同時接種します。
ロタワクチン2回目も同時に内服します。ロタリックスの方はこの時点で完了します。

(3)更に4週間後に四種混合ワクチン(DPT+sIPV)2回目+ヒブワクチン3回目+肺炎球菌ワクチン3回目を同時接種します。
ヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンは3回接種したので、次は1歳の誕生日に接種します。
ロタテック(3回接種のロタワクチン)の方は3回目ワクチンを内服します。

(4)4週間後、四種混合ワクチン3回目とBCGを接種します。
※BCGは生後2ヶ月から法律上接種できる決まりになっています。しかし、稀な病気である「免疫不全症」の方は生後2ヶ月前半には診断がついていないことがあります。加えて、平成25年4月から、接種可能期間を延長するため、標準的な接種勧奨期間が変更され、5ヶ月児・6ヶ月児・7ヶ月児に接種することになりました。他のワクチン接種が順調な方には5ヶ月を待たずにBCGを接種致します。

(5)生後9ヶ月頃 B型肝炎ワクチン3回目を接種します。
また、9ヶ月児健診(公費)を同時に行うことができます。

(6)1歳の誕生日を迎えたら、麻しん風しん混合ワクチン1期、ヒブワクチン4回目、小児用肺炎球菌ワクチン4回目を接種しましょう。
1歳になると、おたふくかぜワクチン、水ぼうそうワクチンが接種できるようになります。
お忙しいご家庭の方は、1歳の時に上記の5種類を同時に接種する方が増えてきております。ご家族と接種順位をご相談致します。
*ヒブと肺炎球菌ワクチンは、3回目の接種状況により、1歳誕生日に接種できないことがあります。

(7)おたふくかぜワクチンは任意接種ですが、1歳になったら早めに接種しましょう。
その理由は、おたふくかぜに罹ってしまった場合の合併症、「おたふく難聴」の予防を早期に行うためです。
おたふくかぜワクチンは医学的には1歳から接種するものです。高崎市さんは平成21年4月1日から2歳児・3歳児・4歳児に補助金を支給してくれていましたが、、平成25年4月1日から1歳児にも補助金が支給されることになりました。高崎市は財政事情が悪い中から補助金を支給してくれます。大変有り難いことだと思います。

(8)1歳5ヶ月頃
4種混合ワクチン(DPT+sIPV)4回目(追加接種)
水ぼうそうワクチン2回目を接種します。
*4種混合4回目は3回目から1年後程度で接種します。3回目から6ヶ月以上の間隔をおくと接種できます。
*みずぼうそう2回目は1回目から6ヶ月後が標準です。3ヶ月の間隔をおくと接種できます。


ロタウイルスワクチンは内服するワクチンです。令和2年10月1日から定期接種に変更されます。
ロタワクチンは平成23年11月から日本でも使用できるようになりました。ロタウイルスには特効薬がないこと、感染すると脱水症状が強くなり入院加療が必要になる可能性があること、稀に脳炎などの神経系合併症があること、などの理由からワクチンを接種します。また、高崎市さんでは平成27年4月から一部公費助成も始めて下さり、更に接種率の向上を期待して、平成28年度からは補助額も増額されました。そこで、ご家庭の事情が許すようであれば是非接種して戴くよう、ご説明しています。
また、極めて稀な頻度で「腸重積症」を発症することがあるとされています。接種前に医師かの詳しい説明を受けた上で接種(内服)していいただいております。
現在、高崎市さんの補助金もあるため、当院では生後2ヶ月からワクチンを受け始めた方の80%以上の方がロタワクチンも接種しています。


生後3ヶ月から始める

赤ちゃんのワクチンスケジュール


 現在は生後2ヶ月から予防接種をスタートすることが一般的です。
すでに3ヶ月になってしまった方は、ご来院時に別途スケジュールをご相談いたします。
通常は、
ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン・B型肝炎ワクチン・四種混合ワクチンの同時接種をお勧めしています。
また、「生後14週6日まで」という時間制限に間に合うようであれば、ロタワクチンのご説明もしております。
但し、
ワクチンにご不安をお持ちの方には、それぞれ単独で接種することができます。



このスケジュールは以前お勧めしていたものです

現在のお勧めスケジュールはこちらです



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