定期接種(1歳児・2歳児)・個別接種・接種回数2回 |
★平成26年10月1日から、定期接種化されました |
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年齢が1歳以上の方。
1歳の誕生日に麻しん・風しん混合ワクチンを接種したら、すぐにおたふくかぜワクチンと、みずぼうそうワクチンを始めましょう。
遅くとも、幼稚園や保育園などの集団生活に入る前に接種するの方がよいでしょう。 |
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定期接種に格上げされました (平成26年10月3日更新) |
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みずぼうそうワクチンが平成26年10月から定期接種化されました。
平成26年10月1日から定期接種です
1)1歳児・2歳児は公費で接種できます。
2)接種回数は2回です。
3)接種間隔は3ヶ月以上です。なお、標準的な接種間隔は6ヶ月〜1年です。
ご注意点
1回目接種と2回目接種の間隔は、最低でも3ヶ月の間隔をあけないと定期接種(無料)になりません。
2歳の誕生日を迎えた方は、3歳の誕生日の3ヶ月以上前に、余裕を持って接種を始めましょう。3歳になると2回目接種が任意接種になります。
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当院では平成24年11月28日から、確実な免疫を付けるために2回接種をお勧めしています。
2回目は、初回接種の3ヶ月後〜6ヶ月を目安に接種します。
日本小児科学会や、NPO法人 VPDを知って、子どもを守ろうの会では2回目は3ヶ月後に接種を勧めています。
VPDの会 参考URL:http://www.know-vpd.jp/dl/schedule_age7.pdf
従来、麻しんや風しんなどの生ワクチンは、一生涯に一度の接種で終生免疫を獲得すると言われてきました。
近年、先進国では、生ワクチンの1回接種では免疫が持続しにくいことが解っています。日本でも定期接種である麻しん・風しん混合ワクチンは、平成18年4月からは諸外国と同様に2回接種に変更されています。
平成24年4月から交付されている高崎市の母子手帳には、みずぼうそう(水痘)ワクチンの接種欄が、2カ所用意されています。 |
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みずぼうそう(水痘)の患者さんと接触があった場合、接触後3日(72時間)以内であれば水痘ワクチンの緊急接種により感染予防が可能とされています。
(参考)おたふくかぜワクチンや、風しんワクチンは緊急接種を行いません。
緊急接種を行うことがあるワクチンは、みずぼうそうワクチンと麻疹ワクチンです。 |
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生ワクチン。ヒト二倍体細胞を利用して作られており、微量の抗生物質(エリスロマイシン、カナマイシン)が含まれています。 |
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全身の皮膚(髪の毛のある皮膚、まぶた、口の中、耳の中など)に、紅斑(赤い斑点)、丘疹、水疱、血痂(かさぶた)のある発疹がどんどんできてきます。現在はアシクロビルという、みずぼうそうの特効薬(抗ウイルス剤)を服用することで早く治るようになりました。 |
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みずぼうそうワクチンを接種すると、90%程度の方は抵抗力(免疫)がつき、水ぼうそうにかからなくなります。
一方、20%位の人はワクチンを接種してもかかる事がありますが軽く済みます。
そこで、近年は麻しん風しん混合ワクチンと同様に、2回接種が勧められています。 |
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接種後おおむね3週頃に発熱・発疹を認めることがありますが、極めて稀です。通常、数日以内に治ります。 |
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