任意接種(自費)・個別接種・接種回数 2回
高崎市では接種費用の一部公費負担制度があります。
平成25年4月1日から、1歳児も一部公費負担制度の対象になりました。(平成25年3月5日更新)
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- 1回目の接種時期
- 1歳になったらすぐに接種しましょう。
但し、定期予防接種(麻しん・風しん混合ワクチンなど)を優先して接種してください。同時接種もできます。
遅くとも幼稚園や保育園などの集団生活に入る前に接種する方がよいでしょう。
- 2回目の接種時期
- 1回目を接種してから概ね5年後
2期MRワクチンを接種する時に同時接種すると忘れにくいようです。
- 平成24年4月から交付されている高崎市の母子手帳には、おたふくかぜワクチンの接種欄が、2カ所用意されています。
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高崎市では接種費用の一部補助が受けられます (H25.3.5更新) |
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平成21年4月1日から、おたふくかぜワクチンを受けた場合、一部公費負担する制度ができました。更に、平成25年4月1日からは対象年齢が拡大され、1歳児にも補助の対象になりました。
高崎市では1歳児(平成25年4月〜)・2歳児・3歳児・4歳児に3,000円の補助があります。
特別な手続きは必要ありません。窓口に用意してある「公費負担」専用の予診票に記入するだけで公費負担が受けられます。
高崎市では限られた財源の中から、健康増進・疾病予防に力を入れて下さっており、おたふくかぜワクチンの一部公費負担を開始してくれました。更に、平成25年度には1歳児も対象に加わりました。有り難いことだと思います。
1歳になったら「おたふく難聴」を予防するために、なるべく早く接種を始めましょう。
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生ワクチン。ニワトリ胚細胞を利用して作られており、微量の抗生物質(エリスロマイシン、カナマイシン)が含まれています。 |
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おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)の主要症状は、耳下腺(耳の下)と顎下腺(あごの下)にある唾液腺のはれと発熱です。
合併症として無菌性髄膜炎や膵臓炎、思春期以降では男性は睾丸炎、女性は卵巣炎を認めることがあります。
また、1000人に1人くらいの確率で、片耳難聴になることがあります。おたふく難聴は生涯治らないので、ワクチンによる予防が重要です。 |
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おたふくかぜに罹ると、1000人に1人ほどの頻度で片耳難聴になることが判っています。お子さんにとっても、ご家族にとっても大変な合併症です。
お子さんが運悪く、おたふくかぜに罹ってしまった場合は、難聴になっていないかどうか、ご家庭でも調べてみて下さい。
- ・ご家庭での簡便な「聞こえ」チェック
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1)耳もとでひそひそ声で話す
または、
2)電話やケータイを耳に当てる(時報を聞かせるなど)
3)イヤホンで左右別々に音楽などを聴かせてみる
ポイント
左右の耳が各々聞こえているかを別々に確かめる
(橋本こどもクリニック 橋本裕美先生のご厚意による)
・おたふく難聴に罹ってしまった方のための交流サイト
- ムンプス難聴のお部屋 リンク承認済み
- ・asahi.com ( http://www.asahi.com/ ) リンク承認済み
ライフ>医療・健康>患者を生きる>「感染症 ムンプス難聴」
平成25年2月現在、朝日新聞HPさんのサイト変更により閲覧できなくなっています。
- (1)「イヤホン、聞こえない」2011年12月8日記事
- (2)「異変見逃し、自分責める」2011年12月9日記事
- (3)「予防接種なぜ勧めなかった」2011年12月10日記事
- (4)「10回聞き返し、『悲しい』」2011年12月11日記事
- (5)「話聞き取れる塾が楽しい」2011年12月12日記事
- (6)「情報編 ワクチン接種が有益」2011年12月13日記事
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おたふくかぜワクチンを接種すると、90%以上の方は抵抗力(免疫)がつき、おたふくかぜにかからなくなります。
但し、およそ20%位の人はワクチンを接種してもかかる事がありますが、難聴・髄膜炎・睾丸炎・卵巣炎など合併症を併発する頻度が極めて低くなります。 |
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接種後おおむね3週頃に発熱・耳下腺腫脹を認めることがありますが、通常、数日以内に治ります。
また、まれに無菌性髄膜炎、脳炎、精巣炎、難聴などがみられますが、いづれも、おたふくかぜの自然感染時の頻度に比べて圧倒的に少ないものです。 |
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