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ジフテリア・百日咳・破傷風三種混合ワクチン(DPT)
平成26年10月、4種混合ワクチンの発売に伴い需要がなくなったため販売終了になりました。
平成29年から、小学校高学年から成人の百日咳を減少させるという新たな需要も見込まれるため、再度発売されました。
 
定期接種(公費)・個別接種・接種回数4回
(小学6年の二種混合ワクチンを含めるとジフテリア・破傷風は5回)


お知らせ:
現在、このジフテリア・破傷風・百日咳3種混合ワクチンを定期接種ワクチン(公費)で接種する方はまずありません。それは、赤ちゃんで接種する1期の4回は、ジフテリア・破傷風・百日咳・不活化ポリオ4種混合ワクチンを使用するからです。
また、11歳ではジフテリア・破傷風2種混合ワクチンしか定期接種ワクチンとして使用できません。しばらくすると、11歳の2種混合ワクチンがこのジフテリア・破傷風・百日咳3種混合ワクチンに変更になる見込みがあります。
 
 公費で接種できる期間
3ヶ月〜7歳6ヶ月の前日まで
1期3回 ・3〜8週間までの間隔をあける
・標準的な接種年齢は3ヶ月から1歳まで
1期追加1回 標準的な接種年齢は1期3回目を終了後から1年後から
1年半後
2期1回 ・小学6年でDT(ジフテリア・破傷風)二種混合ワクチンを接種
・標準的な接種年齢は11歳
・公費で接種できる期間は11歳から13歳

・現時点ではジフテリア・破傷風・百日咳3種混合ワクチンを2期接種に公費では使用できません。ご希望の場合は自費で接種する任意接種になります。今後、ワクチン行政が変更になると、11歳の2種混合の際にこのジフテリア・破傷風・百日咳3種混合ワクチンが定期接種ワクチンになる可能性があります。

 ワクチンの説明
ジフテリア菌・破傷風菌の毒素を無毒化したもの(トキソイド)と、百日咳菌の抗原を加えた不活化ワクチンです。
 
 ワクチンスケジュールと同時接種
三種混合ワクチンは3ヶ月に達したらすぐに接種を始めましょう。これは赤ちゃんが百日咳を罹ることを予防するためです。
さらに、細菌性髄膜炎の予防ワクチンと同時接種ができますので、ヒブワクチン小児用13価肺炎球菌ワクチンを同時に接種する事をお勧めしています。
スケジュールは赤ちゃんのワクチンスケジュールをご参考にして下さい。
 
 病気の説明

ジフテリア 1981年に現在使われているワクチンが導入され、現在では患者発生数は年間0名から1名程度です。しかし、ジフテリアは感染しても10%程度の人に症状が出るだけで、残りの人は症状がでない保菌者となり、その人を通じて感染することもあります。
症状は高熱、のどの痛み、犬吠様のせき、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜ができて窒息死することもあります。
発病2〜3週間後には筋の出す毒素によって心筋障害や神経麻痺を起こすことがあります。
百日咳 1948年から百日咳ワクチンの接種がはじまって以来、患者数は減少してきています。
百日咳は普通のかぜのような症状ではじまります。
続いて咳がひどくなり、顔をまっ赤にして連続的に咳き込むようになります。咳のあと急に息を吸い込むので、笛を吹くような音がでます。
熱は通常出ません。
乳幼児は咳で呼吸ができず、くちびるが青くなったり(チアノーゼ)、けいれんが起きることがあります。肺炎や脳症などの重い合併症を起こし、 乳児では命を落とすこともあります。

近年、赤ちゃんの頃に接種したワクチンの効果が切れて、小学校高学年から成人で百日咳にかかる人が増えています。そのため、海外では小学校高学年で、ジフテリア・破傷風2種混合ワクチンでなく、百日咳ワクチンを含みジフテリア・破傷風・百日咳3種混合ワクチンを接種しています。
破傷風 土の中にいる菌が傷口から人の体内に入ることによって感染します。
菌が毒素を出すため、口が開けなくなったり、けいれんを起こしたりして、死亡することもあります。
患者さんの半数は本人も気がつかない程度の軽い刺し傷が原因です。土中に菌がいるため感染する機会は常にあります。
また、お母さんが抵抗力を持っていれば出産時に新生児が破傷風にかかるのを防ぐことができます。
 
 効果
ジフテリア、百日咳、破傷風に対する抵抗力(免疫)をつけます。
感染症サーベイランスのデータでは、2歳未満の百日咳患者が約半数を占めているので、DPTワクチンの接種はなるべく早期に実施することが望ましいとされています。
 
 副反応・副作用

発熱 1回目,2回目,3回目,4回目
10.4%,18.4%,11.3%,15.6%
接種部位 発赤 (赤み)40.8%,76.8%,67.7%,51.6%
腫脹(はれ)19.2%,44.0%,28.2%,29.5%
硬結(しこり)36.0%,62.4%,47.6%,39.3%
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