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小泉重田小児科トップページ予防接種ワクチン一覧サーバリックスとガーダシル

  2回目・3回目の接種が終わってない方へ
  
ワクチンの免疫効果を考えると、スケジュール通りに接種を進めるのが最も得策です。下記の事情も含め、接種を迷っている方はご来院の上でご相談下さい。
厚生労働省「子宮頸がん予防ワクチンQ&A
平成25年6月版に更新されました
報道されている問題は「Q19」に記載されています
  
  平成25年6月14日夜、厚生労働省は同日開かれた専門家会議の決定を踏まえて、定期接種である子宮頸がんワクチンを積極的に接種を勧奨すること(お勧めすること)を、一時的に中止するよう、自治体に勧告しました。
(これから先、しばらくの間は高崎市から対象者への予診票送付が行われなくなるものと思われます)
  その理由は、接種後、体中の痛みを訴えるケースが33例あることが報告され、専門家会議は「接種との因果関係が否定できず、原因が分からないため、国民に注意点を説明できない」ため、としています。
  一方、子宮頸がんワクチンは定期接種から外れるのではないので、接種希望者は今まで通り無料で接種できます。
また、医療機関には、接種希望者に対して
「厚生労働省は、子宮頸がん予防ワクチンの接種を、積極的にはお勧めしていません」という事実と、「接種に当たっては有効性とリスクを理解した上で受けて下さい」という説明をすることが求められています。
  そこで、リスクについて平成25年6月時点のデータを加えました。

子宮頸がん予防ワクチンの接種を受ける皆様へ
(厚労省作製 平成25年6月版)PDF:1.34MB
待合室にも置いてあります



「サーバリックス」と「ガーダシル」の相違

このページは両ワクチンの違い(相違)を比較することで、
ワクチンを選ぶ際の参考情報を提供することを目的としています。


ページ末尾は当院の考え方を示した当院独自の表現が含まれています
子宮頸がんワクチン
子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することで発症します。そこで、がん予防のためにHPV感染を防ぐワクチンが開発されました。現在では「子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業」に基づき公費で接種が行われています。


2種類のワクチンから自由に選択できます
子宮頸がんワクチンは。「サーバリックス」と「ガーダシル」の2種類から、ご希望のワクチンを選択できます。
どちらのワクチンも公費で接種できますが、どちらかのワクチンを接種すると、途中から他方のワクチンに変更することはできません。

3種類目のワクチンも開発が始まっていますが、発売のめどは全く立っていません。)


平成25年4月1日から、定期予防接種化されました。
平成25年6月14日、厚労省は積極的な接種のお勧めを一時的に中止しました。
  サーバリックス ガーダシル
薬品名 組換え沈降2価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン
(イラクサギンウワバ由来)
組換え沈降4価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン
(酵母由来)
国際誕生 2009年10月 2006年6月
国内発売 2009年12月 2011年8月
公費助成 2011年2月1日〜
2011年9月15日〜
予防できるHPVの型 HPV16型・18型
(高リスク型)
HPV16型・18型
(高リスク型)

HPV6型・11型
(低リスク型)
当院の説明HP サーバリックス ガーダシル



子宮頸がんワクチンのリスク

比較的軽度の副反応は、一定の頻度で起こることが知られています
発生頻度
サーバリックス
ガーダシル
50%以上
注射部の痛み・発赤・腫れ、疲労感
注射部の痛み
10〜50%未満
痒み、腹痛、筋痛・関節痛、頭痛 など
注射部の腫れ、紅斑

1〜10%未満

じんま疹・めまい・発熱 など
注射部の痒み・出血・不快感、頭痛、発熱
1%未満
注射部の知覚異常、しびれ感、全身の脱力
注射部の硬結、手足の痛み、筋肉のこわばり、腹痛・下痢
頻度不明
手足の痛み、失神、リンパ節の炎症 など
疲労・倦怠感、失神、筋痛・関節痛、嘔吐 など
平成25年6月時点の添付文書に基づく

まれに重い副反応もあります
病気の名前
主な症状
報告頻度
アナフィラキシー 呼吸困難、じんま疹などを症状とする重いアレルギー
約96万接種に1回
ギラン・バレー症候群 両手・足の力の入りにくさなどを症状とする末梢神経の病気
約430万接種に1回
急性散在性脳脊髄炎(ADEM) 頭痛、嘔吐、意識の低下などを症状とする脳などの神経の病気
約430万接種に1回
持続的な痛みを訴える重篤な副反応
「複合性局所疼痛症候群(CRPS)※」
調査中
頻度不明(調査中)
平成25年3月末時点で専門家による評価を経た数値
※複合性局所疼痛症候群は、銃創・骨折・捻挫などの外傷をきっかけとして生じる、原因不明の慢性の疼痛症候群です。近年、医療行為によりCRPS類似の病状を訴える方が報告されているそうです。


ここからは当院の考え方を示す、当院独自の表現が含まれています

厚生労働省の自治体向けQ&A(PDF)にも記載されていますが、サーバリックスとガーダシルの「効能」を直接比較した報告はありません。今後、HPVの方ワクチンを接種した方々の追跡調査によって間接的にですが効果を比較できるようになるでしょう。

参考1:HPVの型
HPV(ヒトパピローマウイルス)は子宮頸がんや尖圭コンジローマの原因ウイルスであることが知られています。HPVウイルスには多数の型があり、最近は子宮頸がんの原因になる10数種類を「高リスク型」、尖圭コンジローマなどの原因になる型を「低リスク型」と分類する場合もあります。
「高リスク型」のHPV16,18型はどちらのワクチンでも予防できます。
「低リスク型」のHPV6,11型はガーダシルは予防できますが、サーバリックスでは予防できません。


参考2:予防効果の持続期間
サーバリックスもガーダシルも子宮頸がんの予防効果があります。その効果がいつまで長続きするのかは両ワクチンとも判っていません。
予防効果の持続期間はワクチンを受けた方を追跡調査して調べています。数年毎に追跡調査の中間報告を出し、きちんとした結果が出た時点で持続期間が延長されてゆきます。
現時点では、サーバリックスは8.4年間、ガーダシルは4年間という持続期間が報告されています。両ワクチンともに、日々、一日ごとに持続期間は延びていると解釈して下さい。
(欧州の研究会でガーダシルは7年間持続するという報告が2011年5月になされましたが、現時点では学会雑誌に掲載されていません。医学の分野では医学会が発行する学会雑誌に掲載されると研究報告の信頼度が更に高くなります。)


参考3:カットオフ値
子宮頸がんの原因であるHPVの感染を食い止めるためには、HPVウイルスに対する中和抗体が必要です。この抗体価が高いほうが予防効果が高く、効果も長持ちします。
では、最低で、どの位の抗体価があれば予防できるのでしょう。この抗体価のことを「カットオフ値」と呼びます。
実は現在のところHPV感染を食い止めるために必要な最低限の抗体価、ないし、子宮頸がんを予防できる最低限の抗体価、すなわち「カットオフ値」は両ワクチンともに判っていないのです。
遠い将来、このカットオフ値が判るようになれば、ワクチンの優劣を数字で議論できるようになるでしょう。


参考4:追加接種の要否
ワクチンを接種した方にはHPVに対する抗体が獲得されます。しかし、抗体は徐々に減ってゆくという性質があります。今後、研究が進むにつれて、あなたが接種したワクチンの予防効果の持続期間や抗体のカットオフ値が次第にはっきりしてくるでしょう。
将来、あなたの抗体価がHPV感染を予防できる下限に近づいた場合は、抗体を安全レベルまで引き上げるために、再度、HPVワクチンを「追加接種」する必要があるかも知れません。
現時点ではサーバリックスもガーダシルも共に追加接種が必要になる可能性があります。
再接種の時期はおおむね20年後程度(あなたが30歳代になる頃)と推測しています。その時のあなたの生活状況に応じて、再度、接種するかどうか決めることになります。その頃には、もっと新しい子宮頸癌予防ワクチンができているでしょう。


参考5:副反応
サーバリックスとガーダシルのワクチン承認時における国内臨床試験成績を比べると、若干サーバリックスの方が副反応の頻度が多いようです。
しかし、当院では現在まで、副反応のためにサーバリックスの接種を中断した方は一人もいらっしゃいません。
注射ですから、針を刺す時と、筋肉内に薬液が押し込まれる時は、どなたでも痛みを感じます。また、感じ方には個人差があります。
当院では副反応の頻度の違いを「ワクチン選択の基準」にすることはお勧めしておりません。


参考6:新たなワクチンも開発されつつあります
サーバリックスは2価(HPVウイルス2種類)、ガーダシルは4価(HPVウイルス4種類)のワクチンです。現在、ガーダシルを製造販売しているMSD株式会社が9価(HPVウイルス9種類)のワクチンを開発中です(発売されるには5〜6年はかかるそうです)。
このように、技術の向上やニーズの変化により今後も次々と新しいワクチンが開発されてくるでしょう。しかし、子宮頸がんを100%予防できるワクチンは、いくら待っても開発されません。ですから、ワクチンの優劣を議論するよりも、現時点で受けられるワクチンを適切な時期に接種し、成人に達したら「子宮頸がん検診を必ず受ける」という気持ちを育むことがより大切です。
 
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