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B型肝炎ワクチン(B型肝炎母子感染防止事業)
B型肝炎ワクチン(B型肝炎母子感染防止事業) H26.4.20更新
平成25年12月、日本小児科学会から新しい予防処置の指針が公表されました。
B型肝炎ウイルスに感染しているお母さんから、生まれてくる赤ちゃんにB型肝炎がうつらないようにするために使用されます。
リスクのないお子さんにも同じワクチンを使用します。詳しくはこちら。
公費で接種できる赤ちゃん
HBs抗原検査が陽性の妊婦から生まれた赤ちゃん。
ワクチンの説明
B型肝炎の母子感染を防止するためには、B型肝炎に対する抗体をたくさん含んだグロブリン(抗HBs人免疫グロブリン:HBIG)とB型肝炎ワクチンを併せて投与します。
病気の説明
B型肝炎は、B型肝炎ウイルスによっておきるもので、主に血液によって感染します。
我が国では100人に1〜2人の割合で、体の中にB型肝炎ウイルスをもっている人がいます。このような人が妊娠した場合、妊娠時や出産時に母親の血液が子どもにふれることによってウイルスが感染するすることがあります。
母親がウイルスを多くもっている場合、生まれた子どもにウイルスが感染すると、体の中に長い間ウイルスを持つようになり(キャリア)、将来慢性肝炎や肝硬変、肝がんになることがあります。
また、ウイルスの少ない母親から生まれた場合でも、出生後に子どもが急性肝炎にかかることがあります。このため、赤ちゃんが生まれたら、直ちにB型肝炎ウイルスの感染を防止しておくことが大切です。
通常は、出生後直ちに抗HBs人免疫グロブリン筋注とB型肝炎ワクチンによる、B型肝炎の発症予防が始まります。この措置は、赤ちゃんが退院する前に産科の医師が行ってくれます。
妊婦さんは「B型肝炎母子感染防止事業」の基づき、B型肝炎にかかっているかどうか、産婦人科で検査をしてくれます。
効果
B型肝炎ワクチンの接種により、ほとんどの人が感染を防止することができます。まれに免疫がつきにくい人がいますが、この場合は必要に応じてワクチンの追加接種を受けます。
副反応・副作用
大人では接種部位の発赤や軽度の発熱が数%にみられることがありますが、小児ではこれらの副反応はまれにしかみられません。
平成25年12月、日本小児科学会から新しい予防処置の指針が公表されました。
※PDFファイルが開きます。
※PDFファイルが開きます。
日本小児科学会HPの記載はこちら
B型肝炎ウイルス母子感染予防のための新しい指針について
http://www.jpeds.or.jp/modules/news/index.php?content_id=80
B型肝炎ワクチン接種時期の変更に伴う母子感染予防指針 低出生体重児等の特別な場合に対する日本小児科学会の考え方
http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=150
B型肝炎母子感染予防接種予診票(新生児・乳児用)
http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/hbv_monshinHBV%E5%95%8F%E8%A8%BA%E7%A5%A8.pdf
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