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10人のうち1.3人は受けそびれ(平成19年度2期MRワクチン)
ワクチンの説明はこちらのワクチン一覧から見られます。
1-11
群馬県は全国で13位(90%)
、高崎市は群馬県内で下から11番目(87%)
平成19年度2期MRワクチンの接種率
1)
10人に1.3人が第2期MRワクチンを受けそびれ
幼稚園年長さんの学年で接種する
2期MRワクチン
は平成18年度から開始されました。
高崎市の2期MRワクチン接種率
は、初年度(平成18年度)は69%でしたが、平成19年度は87%まで改善しました。しかし、これでも平成20年度の小学1年生は
10人に1.3人が第2期MRワクチンを受けそびれたまま小学校に入学
したことになります。また、麻しんの流行をおさえるためには95%以上の接種が必要であるとされています。
群馬県の2期MRワクチンの接種率
は、初年度(平成18年度)では全国で33位(76.8%)と低迷していましたが、2年目の平成19年度は13位(90.1%)まで改善しました。 (国立感染症研究所調べ)
年長さんの方は、接種モレにならないよう、体調のよい時になるべく早く第2期MRワクチンを接種しましょう。幼稚園年長さん(来年度に小学校入学の方)が、2期MRワクチンを
公費で接種できる期日は平成20度末(平成21年3月31日)
までです。
秋冬はかぜを引きやすく、予防接種を予定通りに受けられない方が多いので、ご注意ください。
2)一生のうちに2回接種します
今年度に幼稚園の年長さん学年になった方が赤ちゃんの頃は、麻しんワクチン、風しんワクチンを1回ずつ別々に接種していました。
平成18年4月1日からは法律が変わり、現在の赤ちゃんには1回の接種で両方の抵抗力(免疫)をつけられる 「
麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)
」が接種されています。
また、一層強い免疫をつけるため、麻しんワクチン、風しんワクチンを一生のうちに2回接種することになりました。
接種時期は次の2期間です。
1期 1歳以上2歳未満(1歳児)
2期 幼稚園年長さん学年の一年間 平成20度末(平成21年3月31日)
まで
3)小学3年から高校3年は2回目のMRワクチンが受けられます
平成20年度から、この先5年間かけて、現在の小学3年生から高校3年生の学年の方は、公費で麻しんワクチンを受ける機会が設けられるています。
平成20年度現在、小学校1年生と小学校2年生は、今後全額を公費でまかなってMRワクチンを接種する機会はありません。接種できなかった方は、実費がかかりますがなるべく早く接種しましょう。
4)流行をおさえるには95%以上の接種率が必要
日本は諸外国に比べ麻しん(はしか)の患者さんが多く、また、麻しん予防対策も遅れていました。現在は
2012年までに麻しんを排除しようという目標
に向けて本格的な取り組みが始まっています。
流行をおさえるには95%以上の接種が必要とされています。
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