いつから予約できますか?
9月9日からご予約を承ります。いつから接種できますか?
例年通り10月1日(火)から接種を開始します。
毎日接種できます。
接種して効果が出るのに1ヶ月程度かかります。
流行前に接種するため、10月に1回目、11月に2回目を接種するのが理想です。
どのような人に接種が勧められていますか?
小児・高齢者・ハイリスク群(妊婦等)・医療関係者です
厚生労働省はCOVID-19とインフルエンザの同時流行も懸念されるので、小児(特に乳幼児~小学校低学年(2年生))へのインフルエンザワクチンについて、接種が強く推奨される、としています。
(今年は南半球ですでにインフルが流行しています。日本では3年間流行がなかったためインフルの免疫を持っている方も減っていると思われます。)
接種費用は?
昨年と同じ料金です。
1回4,000円(税込み)。
赤ちゃんも接種できますか?
はい、生後6ヶ月から接種できます
接種回数は?
*日本の標準的な接種回数
13歳以上 ・・・・・1回または2回
6ヶ月~13歳未満・・2回
(受験生は2回接種をお勧めしています)
接種間隔は?
標準的な接種間隔は4週間です。
年末やお急ぎの場合は、2週間あければ2回目を接種できます。
他のワクチンを同時接種できますか?
はい、殆どのワクチンと同時接種できます。
ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチン、四種混合ワクチン、BGC、麻しん・風しん混合ワクチン、おたふくかぜワクチン、水ぼうそうワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチンなど。
新型コロナワクチンも同時接種できます。
接種量は赤ちゃんも大人も同じですか?
いいえ、年齢によって接種量が変わります。
6ヶ月~3歳未満・・0.25ml
3歳以上~ ・・・・0.5ml
乳幼児のワクチン有効率は?
乳幼児は60%の有効率です
6歳未満の小児を対象とした2015/16 シーズンの研究では、発病防止に対するインフルエンザワクチンの有効率は60%と報告されています
平成28 年度 厚生労働行政推進調査事業費補助金(新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業「ワクチンの有効性・安全性評価とVPD(vaccine
preventable diseases)対策への適用に関する分析疫学研究(研究代表者:廣田良夫(保健医療経営大学))」
せっかくワクチンを接種しても運悪くインフルエンザに罹ってしまう方もあります。
しかし、重い合併症はインフルエンザにかかったお子さんの中から発症するわけですから、ワクチンを接種して、インフルエンザにかかるお子さんを減らすことはとても意義のあることです。
成人のワクチン有効率は?
成人には60%の有効率です
ワクチン接種なし 30/100人 インフルエンザ発病率30%
ワクチン接種 24/200人 インフルエンザ発病率12%
→ ワクチン有効率={(30-12)/30}×100=60%(厚労症HPより)
60%という数字は、発熱・咳などの「発病を抑制する」効果です。
ワクチンには「発病抑制」以外にも、発症後の肺炎や脳症等の「重い合併症を予防する」効果があります。
A型にもB型にも効きますか?
はい、ワクチンにはA型2種類、B型2種類が入っており、A型にもB型にも対応できます。
ワクチンは不足しませんか?
不足する事もあります。
今年度は(2024/2025)、不足しない見込みです。
昨年(2024/2025シーズン)は十分な量がありました。
一昨年は例年よりも社会人の方やハイリスクの方で接種する方が増えたそうです。
メーカーによる差はありますか?
ワクチン株はすべてのメーカーで共通です
インフルエンザワクチンはどのメーカーの製品に於いても、同じ株が使用されており、A型2種類、B型2種類、合計4種類が含まれます。
但し、ワクチンに含まれる添加物等がメーカーにより異なる場合があります。
メーカーの差による最も大きな違いは「接種できる年齢」です。
2017/2018シーズンからは「北里第一三共」のインフルエンザワクチンは、生後6ヶ月~1歳未満児には接種できません。
昨年とワクチン株が変わりましたか?
はい、A型が1種類変更になりました。
ワクチン株はどのように決まるのですか?
国立感染症研究所で候補が決められ、国が決定します。
国立感染症研究所では(大まかに)次の項目を総合的に評価して、次シーズンのワクチン株を決めています
・世界各国の流行株(WHOワクチン株選定会議)
・国内の流行株
・前シーズンのワクチンと流行株との反応性
・ワクチンの製造効率