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インフルエンザの症状と治療

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インフルエンザの症状は?

突然の高熱と全身のだるさ、筋肉痛などの全身症状です
通常、高熱が数日持続し、1週間程度で回復します
時には、肺炎や脳症などの合併症を伴い重症になることもあります
流行は通常11月~3月頃までです

かからないためには?

流行シーズン前にワクチン接種を受けることが基本です
うがいや手洗い、バランスよい食事、十分な休養、疲労を避ける、湿度を50~60%に保つなどです
外出時はマスクを着用しましょう

検査のタイミングは?

いつでも検査できます
ただ、発熱直後のウイルスが少ない時期は正確に診断できないことがあります。
そこで、検査で「陰性」であっても、疑わしい場合は翌日も検査する事があります

インフルエンザの治療は?

インフルエンザ治療は、症状を緩和する対症療法とウイルスを増やさない抗インフルエンザ薬があります
対症療法:発熱・咳・痰・倦怠感などの対応
抗インフルエンザ薬:通常、発熱後2日以内に使用します
インフルエンザに抗生物質は効きません

抗インフルエンザ薬の効果

発熱期間を24時間ほど短縮する効果があります。
抗インフルエンザ薬の種類にかかわらず、もともと4日間発熱する人は3日間で解熱します
また、周りにうつしにくくなります

抗インフルエンザ薬の種類

5種類の抗インフルエンザ薬があります
剤型は5種類あります。カプセル(タミフル)・錠剤(ゾフルーザ)・粉(タミフル)・吸入(リレンザ・イナビル)・点滴(ラピアクタ)。お子さんの年齢や体格(体重)と日頃の服薬状況などを勘案して、最も合いそうなお薬をご相談いたします。顆粒(ゾフルーザ)の発売が見込まれています。

抗インフルエンザ薬を選択する目安

タミフルを選ぶ目安
5歳未満児の第1選択薬。生後2週目から服用でき、2018年からは10歳台の人にも使用できるようになりました。
体重37.5Kg未満はドライシロップ、体重37.5Kg以上はカプセルを服用します
2018年からジェネリック医薬品も発売され、中学卒業後の人で医療費を抑えたい人にも対応できます

リレンザを選ぶ目安
吸入薬。5日間連続で1日2回吸入します。成人も子どもも同じ量を使用
・メリット:イナビルと比較すると、10歳未満児で体格の良い人でも十分量の薬を投与できます
・デメリット:イナビルと比較すると、合計10回吸入するので、保護者が毎回吸入の介助(手伝い)ができないご家庭にはやや不向きな印象です

イナビルを選ぶ目安
吸入薬。1度の吸入で治療完結。10才未満児は2吸入、10歳児以上は4吸入します
・メリット:リレンザと比較すると1度の吸入で治療が終了するので、忙しいご家庭向きです
・デメリット:リレンザと比較すると10才未満児で体格が良いお子さんには、薬の量が少なめになる印象です

ゾフルーザ錠を選ぶ目安
錠剤。1回の服用で治療が完結します
年齢と体重により服用量が変わります
日頃から上手に錠剤が飲める人にお勧めします。体重10Kg以上のお子さんから服用できる決まりですが、当院では少なくても5~6歳以上からのお子さんを想定しています

ゾフルーザ顆粒(未発売)を選ぶ目安
顆粒。1回の服用で治療が完結します
体重20g以上から服用できます。錠剤と同様で年齢と体重により服用量が変わります
ゾフルーザ錠と異なり体重10Kg~20Kgの方は服用できません。

ラピアクタを選ぶ目安
点滴が必要な注射薬です
当院では、重い基礎疾患を持つお子さんや、重症化しやすい重症心身障害のお子さん、発達障害等で普段から服薬・吸入が極めて困難なお子さんに使用しています。
小児科領域では急速に進行する重症肺炎やインフルエンザ脳症が疑われるなど、入院加療が必要なお子さんに対して慎重に使用されています。

熱の風邪にも効きますか?

いいえ、風邪には効きません
抗インフルエンザ薬はインフルエンザA型・B型にのみ効果があります

治療に検査は必須?

いいえ。インフルエンザの診断や処方に検査は必須ではありません
家族内感染が強く疑われる場合等、症状を考慮して抗インフルエンザ薬を処方できます
但し、診断が確定していないのですから、より慎重な経過観察が必要です。

ご家庭での療養

水分(お茶、ジュース、スープなど)を十分に補給します
安静と十分な休養:学校や職場は休み、早めに医療機関を受診し治療を受けましょう
周りの方へうつさないためにマスクをつけましょう(咳エチケット)
異常行動に注意します

ご家庭での注意事項(異常行動)

インフルエンザは異常行動を起こしやすい病気です
抗インフルエンザ薬の種類や服用の有無によらず、少なくとも2日間、お子さんを一人にしないことを原則として下さい。厚労省は、お子さんが住居外に飛び出さないための対策を呼び掛けています。
(厚生労働省のお知らせから引用)

飛び出ないための対策とは?

(1)高層階の住居の場合
・玄関や全ての部屋の窓の施錠を確実に行う(内鍵、補助錠がある場合はその活用を含む。)
・ベランダに面していない部屋で寝かせる
・窓に格子のある部屋で寝かせる(窓に格子がある部屋がある場合)
(2)一戸建ての場合
(1)に加え、できる限り1階で寝かせる
(厚生労働省のお知らせから引用)

異常行動の具体例は?

・突然立ち上がって部屋から出ようとする
・興奮状態となり、手を広げて部屋を駆け回り、意味のわからないことを言う
・興奮して窓を開けてベランダに出ようとする
・自宅から出て外を歩いていて、話しかけても反応しない
・人に襲われる感覚を覚え、外に飛び出す
・変なことを言い出し、泣きながら部屋の中を動き回る
・突然笑い出し、階段を駆け上がろうとする
(厚生労働省のお知らせから引用)

インフルエンザ ワクチン

体温表をつけましょう

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